最終更新日 2023年5月1日 by onderobics
恋人や友達から美術館に誘われたものの、どのように楽しめば良いか分からないと感じる人は多いのではないでしょうか。
学生であれば、学校の課題として足を運ぶように指示されることもあるはずです。
普段から美術作品に興味を持っている人であれば思う存分楽しめますが、初心者となると楽しみ方が分からなくてもおかしくありません。
知識や興味がないけれど誘いを断れない人、せっかく行くからには楽しみたいと考える人は、これから紹介する初心者であっても美術館を楽しむ方法を参考にしてみると良いでしょう。
Contents
自分が好きな作品を見つける
まず、自分が好きな作品を見つけるという楽しみ方があります。
行くからには作品を正しく理解したり評価したりしなければならないと思う人もいるかもしれませんが、美術作品の鑑賞に正解はありません。
作者の意図がハッキリと明かされている作品もありますが、多くの場合は専門家の解釈に過ぎないことを知っておくべきです。
専門家の解釈が間違っていたと判明するケースもあるため、正しさを意識しながら鑑賞する必要はないと言えます。
それよりも、パッと見たときに好きだと感じられる作品を探したり、自分の部屋に飾ってみたいと感じられるような素敵な作品を見つけたりするほうが楽しめるはずです。
気になった作品は解説を読みたくなるはずですが、解説を先に読んだり聞いたりすると先入観を持つことになるので、作品が表現するものや作者の意図は先に自分で考えてみることをおすすめします。
作者ごとに作品を楽しむ
作者ごとに作品を楽しむという方法もおすすめです。
好きな作品だと感じられるものがあったのであれば、誰の作品なのかチェックしておきます。
同じ作者の作品を展示しているケースは多いので、好きな作品が見つかった後は作者名もチェックしながら展示場を回ってみると良いです。
同じ作者の作品をチェックすれば、その人の作風が分かる可能性が高いと言えます。
似たような作風で多くの作品を生み出している人もいますが、反対に全く違った印象のものを生み出す人もいるので、その場合は驚きや新たな発見を経験できる可能性が高いです。
館内や美術館周辺を何となく歩くだけでも十分に楽しめる
館内や美術館周辺を何となく歩くだけでも十分に楽しむことができるでしょう。
展示スペースだけに作品があると思っている人もいるかもしれませんが、多くの場合は建物自体に工夫が施されていたり、外にモニュメントが設置されていたりします。
館内も椅子や机にアート作品が使われていたり、扉や入り口、床や天井などが特徴的なつくりになっていたりすることも多いです。
建築デザインやモニュメント、インテリアなどを満喫することもできるので、作品を見るだけではなくこうした部分を意識しながら歩いてみると良いでしょう。
ミュージアムショップに行く
ミュージアムショップに行くこともおすすめです。
足を運んだことがなければどんなものが販売されているか知らないかもしれませんが、展示作品のポストカードなどが販売されていることが多いと言えます。
好きだと感じた作品を手軽に手に入れられる可能性があるので、鑑賞を楽しんだ後にショップを覗いてみることがおすすめです。
思い出になるアイテムをゲットすることができますし、作品を見たときの感動が思い出せるようなアイテムを手に入れられるでしょう。
ファッションを楽しむ
ファッションを楽しむこともおすすめです。
美術館では日常とは違った雰囲気を感じられることが多いと言えます。
普段カジュアルな服装を好む人でも、洗練された大人っぽい服装を選んでみることがおすすめです。
衣装が変われば気持ちや所作にも変化が生まれます。
堅苦しいイメージで馴染むことが難しそうと思う人もいるかもしれませんが、場所に調和するファッションを選んでおくことで、普段足を運ばない場所でも溶け込みやすくなるでしょう。
カフェに行く
カフェに行くこともおすすめだと言えます。
館内のカフェにはアート作品が飾られていたり、内装が凝っていたりすることが多いです。
空間を楽しむこともできますし、友達や恋人の感想を聞く場所としてもピッタリだと言えます。
美術館の雰囲気によりますが、多くの場合は展示スペースでは静かに鑑賞を行うはずです。
友達や恋人と存分に話すことができずに残念な思いをしたくないのであれば、カフェで話をすることをおすすめします。
作品を鑑賞してすぐなので、感想を忘れてしまうという問題も起こりづらいです。
まとめ
春田英樹氏のように初心者だったとしても、このようなポイントを意識した楽しみ方をすれば美術館での時間が楽しいものとなるでしょう。
人によってこの場所での楽しみ方は多く違っています。
全ての作品をじっくり鑑賞しなければならない、正しく理解していかなければならないなどの勘違いをしてしまう人は少なくありません。
しかしながら、頻繁に訪れている人でも自分の好きな作品しか見ないという人もいることを知っておくと良いです。
気負う必要は全くないと言えるので、紹介した内容を参考にして自分に合った楽しみ方が見つけられるようにしてください。